警察と役場に守られること
夕方、買い物途中にふと見かけたことがいろいろ記憶を引き出して、
一緒につらい気持ちになりまして…。
さて、ストーカーがらみで時々ニュースになりますが「支援措置」ってご存知でしょうか。
『DV、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者を保護するため、これらの行為の加害者が被害者の住所を探索することを目的として住民票の写しや戸籍の附票の写しを取得することを制限する制度』です。
私が離婚して数年後、元夫の姉妹とその配偶者(何故か元夫で父親である本人ではなくて家族)は、突然子供たちの卒業校や在籍校に電話をしまくり、事務室にも押しかけ、まったく意味不明な「複雑な事情」を作り出して吹聴して、私の居場所や住所を突き止めようとしました。
そんなことをしても、どこへ行っても教えてもらえるはずはなく、
「元夫が危篤状態だ」とウソの連絡を受けた私本人が彼らに呼び出されて日中に外で会ったのですが、その時の言い分もまったく意味不明でした。
今もなお、???です。
ちなみに、前にも書いた通り、元夫本人は今も普通に元気なようです。
その時、不気味すぎて警察に被害の相談に行ったところ、対応して下さった刑事さんにすぐにこの制度を利用してみることを教えていただきました。
手順はこうです。
公的書類の開示をとめたい場合は、誰からの請求を止めたいかの確認と理由を先に役所に伝える必要があります。
少々事情聴取みたいな感じになりますが、手続き中に請求が来てしまった場合のためにも必要と思います。
必要な手続きであると役所で判断された場合は担当の方が書類を用意して下さるので、それを持って警察に行きます。
住所地の所轄警察署で、面談して身に危険が及ぶ可能性があると判断されると警察署長名で要保護者である旨の書類を渡されます。
毎年更新に行く必要がありますが、初回の時は私は面談と裏付けや確認で2時間以上かかりました。
そして、その書類を持ってまた役所に行くと、居所をつかまれそうな公的書類はすべて、(法的に資格があるところからの請求を除いて)本人以外は見ることが出来なくなります。
偽造する可能性があるので委任状があってもももちろんダメです。
私は手続き後にすぐに引っ越しをして、近所の交番にも連携されたようで、
この制度のおかげで平和に子育てを終えて静かに暮らしてきたと思えるので
感謝しています。
今なお何かに怯えたり苦しんだりしている方がもし、ここにふと目を止めることがあったら、
勇気を出して穏やかな気持ちを取り戻していただきたいと切に祈っています。
話してみることは助けになります。
守られる手段はあります。