「かかりつけ医」ってなに?からの持病の転院騒動
まず、私のように持病がある人の「かかりつけ医」って何でしょうね…
発端は、コロナのワクチンで熱が出た際に、
持病があるので「かかりつけ医」に行くように、と、
発熱センターで断られたことです。
でもここで言う、私の「かかりつけ医」(=主治医)は電車で一時間かかりますので
具合が悪い時は行けません。
これは、今のうちに近所の病院を「かかりつけ」にしておかないと、
今後ますます誰の診察も受けられなくなる可能性がある、
と思いました。
そこで主治医に、発熱センターでの事情を説明して「近所の国立病院に転院は可能ですか」
と相談したところ、
これがなかなかの激怒ぶりで、これはまたかなり驚きました。
主治医は、元々は私の病気の診断をつけて下さった大学病院で医師をされていましたが、
大学を辞めて民間病院に転職され、
一緒に新しい病院に来た方が良いと言われたので10年、確かに大変お世話になりました。
でも、今回、転院の紹介状は書かないし、セカンドオピニオンとしても許可しない、
この疾病を治療できる力量と度胸がある医師は見つからないはずだから、
書くとしても病名は別の疾病にしなければ!とまで言うので、
そんなものもらってもね…
という訳で仕方なく、とりあえず近所の開業医に相談して、
飛び込みだったにも関わらず主治医の処方と同じ薬は出していただけたので、
主治医への通院を11月からキャンセルしていました。
そして、その開業医の先生から、
最初に診断した大学病院ですでに研究がかなり進んでいることや、
最新の知見で診察を受けてみるべきだ、とのアドバイスをいただき、
紹介状も書いて下さったので、
10年ぶりに最初の大学病院に戻って、先日、診察を受けてきました。
診察して下さったのは、偶然、元主治医が悪口を言って嫌っていた教授でしたが、
帰宅して調べたらなんと今はこの疾病の権威のようです。
必要な検査を長い間受けていないことや、処方薬に重複があると思われることなど、
初診でもいろいろ指摘があり、
今後は、紹介状を下さった近所の医師と検査結果や診断を連携していただけることになったので、本当に安心しました。
発熱センターのマニュアルとおりの対応には少し疑問は残るものの、
もしこれがなければ、医師の人間性を何も疑わずに通院を続けて←悪く言いたくはないですが
結果、「最善を尽くしましたが・・・」
と言われてしまう幕切れになる可能性もあったので、
逆に天運に救われたと思いました…。
大きな病院です…2度も救われました。